「干物妹!うまるちゃん」に見るひきこもり生活の素晴らしさ

アマゾンプライムビデオの品揃えが素晴らしい。

最近追加された「干物妹!うまるちゃん」というアニメを一気に見終えた。

この作品の最大の魅力は、引きこもり生活の素晴らしさだろう。

キャラクタが可愛さ、完璧超人美少女のギャップ、世界の平和さ(日常系の極み)などビジュアルや設定も優れている。

しかしそれらはあくまでも引きこもり生活を成り立たせる前提である(私にとっては)。

ジョジョのテーマが人間讃歌なら、このアニメのテーマは生活讃歌だ。

 

主人公のうまるちゃんは外向けの世界では、一切の敵がいなく学業も優秀、スポーツも万能と全く悩みのない人生を送っている。女友達グループとの付き合いも無い。和して同ぜず。

そして自宅では素の自分として趣味に没頭する。決して裏切る事も敵対する事もない庇護者である兄と共に。

また、外の世界と家の世界でのギャップに悩む事も無い。ぐーたらモードでも友人が来ると、軽快な効果音と外面フェイスを着用する。

一切の悩みが無い世界。安定した世界。

その世界の上にあって、体重を気にせずお菓子を食べて、必要な娯楽は兄へ依頼して調達、好きなゲームや映像を見て、ただただ消費をして過ごす。

 

将来どうしようとか、恋人がいればいいのにとか、勉強しなきゃとか、友人に嫌われたくないとか、そういう些末な不安などがない。

ひきこもりとしての能力が大変高い。

そういうものに私もなりたい。

クレジットカード不正利用判定ロジックの想像

出張で新幹線に乗る回数が前年比2倍になっている最近。

仮にクレジットカードを盗まれた場合に、どのようなケースでカード会社は不正利用と見破ってくれるのか、ふと気になった。

 

自分が担当者ならどのように考えるか。

・購買パターンから外れた商品を買った場合

・生活圏内を外れた購買を行った場合

・高額商品を買った場合

・特定商品を大量に購入した場合

などの組み合わせだろうか。

 

例えば登録情報から30代独身サラリーマンと仮定された時、

普段買わないような美顔器を買ったとして、それだけで不正利用と判断はしないだろう。

美顔器を一月の間に100回も買った場合はどうだろうか。

生活用品を買う普通の人とは見なしたくない。転売業者などの可能性もあるが、それはカードを使う人の自由という気もする。

ただそれでも念のため、カード会社としては「不正利用の可能性があります」くらいの通告はするだろうか。100人に99人くらいが被害にあっていると過去の統計にある信頼度なら通告しても良さそうな気がする。

余計な心配しやがってと言われる心配と、防げたものを防いだことの効果の天秤だけど。

それ以前にあなたの顔は1つしかないということを教えてあげる方が親切ではある。

 

とはいえ、1日3回コンビニでの買物を1ヶ月するだけでもある意味では、100回だし、回数に着目してもあまり意味が無いかもしれない。

 

そもそもルールを人が手入力する時代ではないだろうし、過去の不正利用で買われた物の分類や、不正利用時に使われた店などのデータからルールを自動で作っているのかも。

飛行機での旅行も20年前、30年前に比べて多いし、ネットでの売買もよくある昨今。時代にあわせて判定ロジックも変化しているだろう。

 

問題がゼロである事を求められるような仕事というのは果てしない。

童話「技術的負債」

【第1話】
21世紀の前半のあるところに一人の青年がいました。
青年はプロジェクトとやらに所属しています。
プロジェクトのボスは、半年に一度10万円をおさめるよう青年に命令しました。

10万円。なんという金額でしょう。
青年が1ヶ月間、普通に働いて得られるお金は約1万円。
6ヶ月働いても6万円にしかなりません。

それでもなんとか頑張るぞ、と
毎月1.5倍も働きました。9万円も稼ぎました。
青年は純粋だったのです。

しかしどうしても1万円たりません。
納期の日に10万円の現生さえあればいい、
そう気づいた青年はやむなく銀行から1万円の借金をしました。

普通に働いて稼げる6万円。
残業して頑張って稼いだ3万円。
そして借金した1万円。
計10万円を青年はプロジェクトにおさめました。

 

【第2話】
10万円を納めたところ青年は再びプロジェクトのボスから次の命令を言われました。
前回同様、半年で10万円をおさめてくれ、と。

よし今度も頑張るぞと意気込む中、銀行から電話がありました。
いわく、借金1万円の利子は1万円です。これを6ヶ月後に払ってください。

全部で11万円を払う必要が出てきました。
青年は前回以上に頑張りました。最初の3ヶ月で2倍の頑張り。

なんと6万円も稼いだのです。
しかし無理は長くは続きません。


半年間の1.5倍の労働、3ヶ月の2倍の労働、青年の体はぼろぼろでした。
残りの3ヶ月、毎月1万円の仕事量に戻して働くのがやっとでした。
前半頑張った6万円、後半の3万円。あわせて9万円。

銀行は非情にも約束通り1万円を持って行きました(それが仕事ですからね)
残金8万円。プロジェクトに納める金額がまだ2万円足りません。

思考する事すら疲れてしまった青年はまた銀行から2万円借金をしました。
前回とあわせて3万円の借金。
それでも10万円の現生は用意して、なんとかプロジェクトにおさめる事は成功しました。

 

【第3話】
青年はもう限界でした。次のプロジェクトに入る前に旅に出ました。音信不通です。
そうなると困るのはプロジェクトのボスです。
彼は新たな人材を見つけました。あなたです。

プロジェクトのボスは慈悲深く、前回は半年で10万円だったが、
君はまだ仕事も慣れていないだろうから2割引きの8万円で良いよ、と言いました。

6ヶ月で8万円。ちょっと厳しいけど、1ヶ月1万円以上の働きをするのは
この業界では良くある事なので、あなたは了承しました。

そして次の日、あなたのもとに銀行から電話がかかってきました。
あなたの前任者が残して行った負債があります。3万円です。
利子として半年後までに3万円追加で納めてくださいね、
もちろん負債3万円とあわせて6万円返してくれても構いませんよ、と。

なんと言う事でしょう。あわせて14万円の返済。
それでも新しい仕事に燃えていたあなたは毎月2倍の働きをして12万円を稼ぎました。
借金の利子である3万円と負債1万円を返し、プロジェクトに8万円を納めました。

 

【第4話】
プロジェクトのボスはあなたが8万円を納めた事を知り、次は前回同様10万円で、と言いました。
あなたは負債がある事、そしてそれを返すための余裕を作ってほしいとお願いしましたが、無視されてしまいました。
世の中は甘くないのです。
銀行も前回同様2万円の利子を納めてほしいと言いました。
世の中は甘くないのです。

あなたは前回同様2倍の力で頑張りました。
前回の半年に加えて今回の半年も2倍。1人で2馬力の働きです。
体は限界でしたが、なんとかまた12万円を稼げました。

賢いあなたは考えました。
ここで2万円分の利子を返すのは容易だ。しかしそれではまた次の依頼が厳しくなる。
そう思ったあなたは銀行へ4万円支払って負債をゼロにしました。

残ったお金は8万円。プロジェクトにおさめましたがボスは納得しませんでした。
2倍も働いているのにこれしかおさめられないのはどういう事だと怒りました。
あなたは負債の事を説明しました。長期的には納品ペースを遅めたほうがよいのだと。

しかし、相手には通じません。
ボスが読めないプログラムという文書のことなど彼には関係ないのです。

あなたは結果を残せなかったので解雇されました。

技術的負債を消した事は評価されません。

体はぼろぼろでしたし、これで良かったかもしれませんね。

 

【第5話】
プロジェクトのボスは新たな人を雇う予定です。
前回の残っている分の2万円を足した12万円をおさめてもらう予定です。

次の人がまた多く働いて無理矢理12万円納めるのでしょうか。

あるいはあなたがせっかく消した技術的負債をまた新たに作るのでしょうか。

いずれにせよ、あなたにはもう関係ない事です。

ドワンゴの川上さんが面白い

ドワンゴ会長・角川の社長・ジブリプロデューサ見習い

この3つの肩書きを持つのが、川上量生さん。

京都大学卒で、起業する前は月収50万円稼いでて、 28歳で起業して、今や日本を代表するコンテンツ関係の大企業の社長。

ステータスを見る限り、完全な勝ち組。だからといってエリート街道まっしぐらで、THE ビジネスマン、、、ってわけでもないのが面白い。気のいい兄ちゃんって感じなのです。

 

インタビュー、対談、書籍、ラジオなど、見れるものはほとんど見たけど、どれにも共通して言えるのが、独自の思考。

人が目を付けない前提から、頭良くロジックを発展させて、世間の定石とは異なる結論にたどり着く。

数字に強かったり、論理的だったり、知識が豊富な人はたくさんいるけど、なんだかんだ面白い発想を持っている人が一番格好良い(偏見です)。

 

書籍「ニコニコ哲学」で言ってた事

  • クリエイターはぶっちゃけ増えないほうがいい
  • クリエイターがブランドを溜める仕組みがプラットフォームに組み込まれていないとよくない
  • 才能は希少性。競争が激しいところで天才と呼ばれるのはめっちゃ大変。
  • 一貫してひとつのやりたいことがないといけないっていう「やりたいこと原理主義」にとらわれている人、多いですよね
  • 正しい使命感を持って、しんどいことをやるのは、何か違う。
  • 変わらなくても別にいいけど、変わったらおもしろいじゃん、だからやる。それが一番倫理的に正しい。
  • 僕と鈴木さんは、本能に近いところまで突き詰めて、理詰めで考えて行くところが似ている。
  • 人間の脳はパターン認識しているから、基本、直感。それを論理で再構成している。人間の脳には論理回路なんて組み込まれていない
  • 神は存在するという前提で理屈を考えて(こじつけをして)論理が複雑になったのが、スコラ哲学。
  • 文系は結論があって、手段として論理を使う。理系は論理で真理を追究する。

「HUAWEI P9Lite」は最強のコスパスマホ

スマホが壊れた

日々のうっかりでスマートフォンの画面がバキバキとなったのは、梅雨に入る前の暑い日。

スマホの絆創膏とかを貼って、なんとかしのいでいました。

そして1週間前、フリック入力が出来なくなりました。

ガラケー時代を思い出すボタンの連続押し。フリック入力は凄い発明だなと関心しました。

 

そして昨日、押してもいないボタンが押されるようになりました。新手のスタンド攻撃もとい、ウィルスにでも侵されたかの様な挙動。

平凡サラリーマンの私のスマホは仕事でも使います。公私混同。2馬力

お客さんやら上司やらに用も無いのに連続発信とかしたら申し訳ない。

すぐにでも買い替えなければいけない。

 

30分の短い昼休みで「スマホ コスパ」「スマホ 安い」「スマホ 最強」とか頭の悪い検索ワードで調べました。

そんな中コスパ最強と名高いスマホを見つけました。

そして、すぐにアマゾンでポチり、翌日配送。なんて便利。

昔だったら、家電量販店行って、半日犠牲にしてましたけど、今やその手間も無い。

 

HUAWEI P9 Liteを購入

選んだのはHUAWEIのP9 Liteという2016年発売のスマホ

中国の電化製品は安く性能も良くなりました。1980年代のアメリカ市場での日本製品のようですね(生まれてなかったけど)。

 友人にリサーチしたところ、持っている人が複数いました。類は友を呼びますね。

2017年7月時点だと約2万円で買えます。AmazonのPrimeDayだと1万5千円くらいで売ってました。

 

以下、使ってみた感想。

 

良い点

  • バッテリー3000mAhでめちゃくちゃ持ちが良い。
  • 見た目は格好良い。無骨。シック。
  • 指紋認証便利!ロック解除も楽。一日にロック解除を10回×6秒とすると、1分は浮く
  • 意外と軽い。
  • 意外と音が良い。

悪い点

  • でかい。iPhone3G時代から小さいスマホに慣れているため、画面端まで片手で押せないのはストレス。ただ今どきのスマホは大体それくらいのサイズだけど。。

 

とにかく大変満足です。

2017年現在だとHUAWEI nova lite とか HUAWEI p10 liteとか出ていますけど、重たいゲームするとか性能を要求される事をしない限りこれで充分だと思います。